3月となりました。
確実に春の陽射しを感じ始めている今日この頃です。
さて、今日が3月6日ですので、4日前の今週初め3月2日(月)のこと・・・。
小鳥のさえずりとともに目を覚ましますと、部屋の電気が、なぜか・・・点きません。
あれ?・・・と、テレビのスイッチを押しても画面が出ません。
ブレーカーをあわてて見ましたが、なんの異常もありません。
何が起きているのか?・・・と、ちょっとだけ頭がくらくらしましたが、
その後、ラジオをつけ、携帯電話にて情報を見ていると
『長野県の北部と東部の広範囲な地区で、朝の5:55〜停電になっており、
復旧は、まだ見通しがたっていません。
長野新幹線も長野と軽井沢間で運転を見合わせています』・・・とのこと。
『え?そんな広範囲で停電?何が起きたのかな?』
『北陸新幹線の開通のための試運転かなにかで電気を使い過ぎたのかな?』
そんな冗談のようなことを考えているうちに
『まさか、また大きな地震があったのかな?』とか
『まさか、テロじゃないよね?まさかね・・・』
などといった物騒な想像も頭に浮かんでは消え・・・。
落ち着いてくると、いかに我々の生活が電気によって支えられ、
電気のない生活はとても大変であるか・・・ということをひしひしと感じ始めました。
この広範囲な停電は、その後、約3時間で終息し、
無事に朝の9時過ぎには元通りになりましたが、
このわずか3時間の停電のことについて、その後、次のように話をする方が多かったようです。
「わずか3時間の停電でよかったけれども、
でも、あの4年前の東日本大震災を思い出しました。
こんなわずかな停電でも大騒ぎになるのだから、
あの時に被災された方々はとても大変だったことでしょうね。
今頃になって申し訳ないことだけれど、今回、とてもそう思いました・・・」
そろそろあの大震災から4年が経とうとしています。
停電によって、いろいろなことを考えさせられた3月初めの3時間でした。
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