「そうしますと、殿は、敵のために城を作って差し上げたのですか?」
と、徳川家康のお側にいつもいらっしゃる阿茶の局による台詞がありましたが
まさしく、その通り・・・。
徳川が援助して作り上げた上田城〜。
その城をもらい受けた真田家と徳川家の戦い・・・『第一次上田合戦』。
天正13年(1585年)8月のことです。
つい先日の大河ドラマ『真田丸』の第13回にて放送されました。
今回の『真田丸』というドラマは、
ドラマ全体が軽妙に描かれているようにみえますが
かなり史実に沿って丁寧に描かれており、
しかも、コミカルに話が展開しているかと思いきや、
対照的にかなりシリアスなシーンが来て・・・
『人生は、重き荷を負うて遠き道を行くが如し』と、
毎回、見終わるたびに思ったりしています。
わずか45分の中にとても中身の濃いドラマが描かれていると思います。
今回の第一次上田合戦も、どのように描かれるのかと期待して見ていました。
なるほど、真田家の昌幸の策をかなり丁寧に丁寧に、
上田の地形なども詳しく交えて描かれており、
テレビの前で唸りながらのあっという間の45分。
400年以上前に本当に実際にこの地で行われた合戦を
空想の翼を広げて感じながら、
上田城、上田の街、神川(かんがわ)や砥石城のある山などを
感慨深く歩いたり眺めたりしてみたいと思う今日この頃です。
上田城の桜もそろそろ満開〜。
今年は、かなりの人出が予想されますが、
少しだけでも歩いてきたいものと思っております。
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