8月です。
連日、夏本番の暑さが続いています。
信州の夏は涼しい〜というイメージがあるかもしれませんが、
長野県内の主な地域はすべて盆地の中に存在しており・・・。
・・ということで、日中は最高気温35℃などという日もある今日この頃・・・。
体調に気をつけて夏を乗り切りたいですね。
さて、今日は、東北のある大きな都の、とある人物のお話です。
その昔、伊達政宗公という有名なお殿様が、この大きな東北の都・仙台におりました。
え?そうです。今日も歴史のお話をほんの少し・・・。どうぞおつきあいくださいませ。
この伊達政宗公を含めた三代のお殿様方などが埋葬されている『瑞鳳殿』という場所があります。
歴史好きな方はご存知だとおもいますが・・・。
さて、ここの瑞鳳殿の資料館を見学していたとき、思わず目についたのが・・・・。
三代目・伊達綱宗(だてつなむね)の死因について・・・?!
お?なになに?へえ〜、そうなの?ほお〜。
思わず歯医者魂を揺さぶられるような、その伊達家三代当主・綱宗公の死因とは・・・???
『左側下顎臼歯部歯肉癌』。
左の下あごの奥歯の歯ぐきにできた癌・・・という記載が、そこに書いてありました。
ここ瑞鳳殿には伊達家三代が眠っており、それを昭和の時代に調査をしたそうなのですが
その際、埋葬されていたお殿様方のお骨から、いろいろな情報を得たのだそうです。
(資料館に、その調査の様子がビデオで放映もされています〜)
遠い昔の時代のことですが、お殿様といえども人間でその時代を一生懸命に生きていたのだろうな〜。
本当に歯肉癌が原因でお亡くなりになられたのだろうか〜
歯医者さんもいない時代だし、どんな治療や療養をされていたのだろう〜
どうして歯肉癌などになったのだろうなあ〜などと、
その資料を見ながら少々、感慨深く感じるものがありました。
遠い昔のお殿様のこととはいえ、『なんだろう〜!このブログで亡くなった人の話なんて!』
・・・とお思いになられる方もいらっしゃるでしょうか?
8月です。来週はお盆・・・。
先祖のみなさまに手をあわせ、そして日本人にとってはいろいろな思いが交錯する8月・・・。
そういう季節ということで、今回はこんな話題を書かせていただきました。
どうぞお許し下さい。
さて、ちなみに初代・伊達政宗公は血液型がB型で、身長は159.4㎝だそうです。
興味のある方は瑞鳳殿の資料館でご確認くださいね。
蛇足になるかもしれませんが、
『仙台』という地名は、「仙人の住む高台」という意味で名付けられたのだそうです。
歴史好きな中島歯科クリニックの院長・副院長の8月初めの歴史の四方山話でした・・・。