中島歯科クリニック

中島歯科クリニックは、地域医療に貢献して都会との地域医療格差を無くすために、新しい歯科治療を提供する歯科医院です。

TEL.0268-38-3125

〒386-1323 長野県上田市本郷604-2

03月

「66666」

まだ少々、風は冷たいのですが、

陽射しはポカポカと春の陽気になってきている信州上田です。

年度末ということで、とてもお忙しい日々の方もいらっしゃることでしょうね。

 

さて、今日のタイトルの「66666」。

『え?何の数字なの?』と首をかしげる方が多いと思います。

『嫌だわ〜。ダミアンの数字かしら?それにしては二桁多いけれど〜』

などと、もしかして思う方もいらっしゃいますか?

(「オーメン」という映画をご存知の方に、どうぞお尋ねくださいね。)

しかしながら、この数字は決して不吉な数などではなく・・・

今年1月中旬から上田市で開館となった『真田丸・大河ドラマ館』の入場者数が

この数を超えたそうでして〜。

真田家の家紋の一つである「六文銭」にあやかりまして

66666人目の方(東京からの観光客の方だったそうです)に

上田市の市長さんから記念品が贈答されました。

 

NHK大河ドラマ館『真田丸』・・・。

今回、上田城の敷地内にあります、旧・上田市市民会館を使って

NHKスタッフが力を込めて制作・展示されている展示館です。

とても見ごたえのあるものとなっておりまして、

連日、観光客でかなりの賑わいをみせています。

 

『六文銭』って一体、どういう意味なのかしら?・・・と思われた方は、

どうぞ調べてみてくださいね。

なかなかの深い意味があります。

ちなみに、現在のお金ですと、6文銭はだいたい300円ぐらいだそうです。

(一文=50円ぐらいなので、50円×6=300円ですね〜)

 

このところ真田丸関係の話ばかりを書いておりますので

今日は、ちょっとだけ歯の話を・・・。

今日の『6』という数字の話に関連して

「6番!」と言われたときに、歯科医療関係者がすぐに思い浮かべるものは・・?

それは・・・、「第一大臼歯」です。

口の真ん中から奥へと数えていき、6番目にある歯のことで、

上下左右に合わせて4本あります。

(奥から数えると2番目か3番目にある大きな臼歯のことです)

6歳ぐらいに生えてくる歯ですので、「6歳臼歯」などとも呼ばれます。

小学校に入学する頃に口の中の一番奥・・・子供の歯(乳歯)のすぐ後ろに生えてくる、

一生を通じて噛み合わせの要(かなめ)となる、とてもとても大事な歯です。

新学期や新年度が始まる前のこの時期〜。

ぜひ、この「6番」の歯も含めて、

ご自分のお口の中、お子さんのお口の中の状態をチェックしてみてください。

 

さてさて、上田市の真田丸・大河ドラマ館。

今後、まさかの「666666人」の入場者数となる日は来るのでしょうか?

60万人を超える入場者などということは、そうそう、あるとは思えませんが

わくわくしながら、1つの歴史ドラマを見ているこの1年。

ぜひ、今回の歴史ドラマの舞台となった信州、

そして、大河ドラマ館のある信州上田へ足を運んでいただければ〜と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

想いを馳せる

誰にでも好きなものがあると思います。

興味をもっているもの、こと、人・・・。

ずっと変わらない〜ということもあるでしょうが、

その時々で、突然、興味を持つようになったり、

逆に、急にまったく興味がなくなったりもすることもあると思います。

大河ドラマ『真田丸』のことを書き綴ることの多い1年になりそうですが

なぜ、歴史が好きなのだろうか・・・。

このところ、たまに自問自答しています。

 

つい先日、歴史好きな方と話しをしていたら

「歴史はロマンがありますよね」

「あの真田丸の頃って、当時の人達は

毎日を生き抜くことにとても必死だったんでしょうねえ」

「やはり、真田信繁は『義』を重んじる武将だったと思いますよ」

遠く歴史の彼方を見るような目でそう言われて・・・。

『なるほど・・・』・・・。

 

中島歯科クリニックの存在しているこの場所は

今でこそ家が数多く立ち並び、道路に車が走り・・・、

今回の『真田丸』の真田信繁役の堺雅人さんがとても大きく描かれた

真っ赤な別所線の電車が1日数回、

上田駅から別所温泉駅までゴトゴトと走っていたりしている現在ですが、

400年ほど昔には、現在の真田町や上田城のあたりから、

真田信繁や兄の信幸、父親の昌幸ももちろん、その当時の武将達などが

馬をパカパカと走らせて、別所温泉に疲れをとりに来たりしたのだろうなあ〜と、

ふと想像してしまう今日この頃・・・。

そう、この中島歯科クリニックの建っているあたりも、

もしかすると真田信繁が馬に乗って通っていたかもしれません。

山々や川、空などの自然の風景は400年前もほとんど変わらないであろうこの地。

気がつけば、もう今年も3月で、

鳥のさえずりや陽射しに春の到来を感じる頃となりました。

桜の季節ももうじきでしょう。

上田の桜が今年は、例年とまた違って見えるのではないかと、

ふとそんなことにも想いを馳せる今日この頃です。