中島歯科クリニック

中島歯科クリニックは、地域医療に貢献して都会との地域医療格差を無くすために、新しい歯科治療を提供する歯科医院です。

TEL.0268-38-3125

〒386-1323 長野県上田市本郷604-2

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すべての歯は他の臓器と同じく・・・

『すべての歯はほかの臓器と同じく生涯とともにあるのだ』

・口は人間にとって、すばらしいものだ。それは人間の情緒においても、

日々の生活にとっても、また人間の美しさにとっても・・・・・。

・口—それは、いままさに私が生きていることを表している。

・もし動物が歯を失ったとき、その動物の死を意味する。

歯を失ったとき彼らは生き続けることは不可能であり、

その生は終わりを告げ、やがて彼らは死んでいく。

・人間にとって、口は会話を楽しみ、愛を語り、しあわせ、よろこび、

怒り、悲しみを表す。

・口は愛情の入り口であり、食べものをとり、生き、

そうして人間は栄えていく。

・だからこそ、口はどんな犠牲を払おうとも、十分な注意と管理を

受けるだけの価値を持っている。

( Dr.ハロルド・ワース )

 

 

いい歯の日

11月です。

毎年、11月8日は『いい歯の日』。

平成5年(1993年)に日本歯科医師会が11と8の語呂合わせで

『いい歯(118)』ということで制定されました。

今年は、ちょうど日曜日となり、

日本各地でいろいろなイベントが行われたことと思います。

前回「口とは・・・?」という話を書かせていただきましたが

では「歯とは・・・?」。

 

「歯とは?」と聞かれてすぐに思い浮かべるのは次の言葉。

『すべての歯は他の臓器と同じく生涯と共にあるのだ』

まだ若かりし歯学部の学生時代に、部活動の先輩から教えてもらい・・・

『おお〜。深いなあ〜。いい言葉だなあ〜』と、しみじみ思ったのを覚えています。

このDr.ハロルド・ワースの言葉は、その後にも続きがあり・・・。

『口とは・・・』という説明が続いていくのですが、

このDr.ハロルド・ワースの言葉は、

次回のブログに書かせていただきたいと思います。

楽しみにお待ち下さい。

口とは・・・?!

『口とは、何でしょうか?』

つい先日、ある研究会に出席する機会がありましたが

主催された先生から、突然、そういう質問がありました。

その場に出席されていた歯科の先生方が、一瞬、考え込んだ感じになりました。

『口とは?』と聞かれ、禅問答のように即答しなければならないとしたら

なんと答えればいいのだろう〜と、私自身も頭をフル回転させました。

一番前に座っていた先生が指名され、

「口とは、健康の元です」と明るく答えられ、

その瞬間、会場全体がふわ〜っと明るい雰囲気になりました。

質問された先生は、非常に満足げに頷かれて、

「そうですね。とても良い答えです」と言われ、続いて静かに次のように言われました。

「口は、『命の源』です。

『命』という漢字の中にも『口』という字が入っていますよ。」

 

松代藩・真田十万石まつり

かなり秋が深まってきている信州上田です。

朝晩の冷え込み具合が、例年よりも早いような気がしておりますが

ニュースでは数日前に富士山が初冠雪となったという報道があり、

これは例年より少々遅かったのだとか・・・。

とにもかくにも、テレビで冬用タイヤやら除雪機のCMが流れ始めていて

一気に冬に向かってまっしぐら〜という感じになってきている今日この頃〜。

 

さて、今日の題名は『松代藩・真田十万石まつり』。

こちら信州上田よりもさらに北に信州松代というところがありますが、

こちら松代は、1622年に真田信之(真田幸村の兄)が上田藩から入封して

幕末までずっと真田家が治めたというところです。

来年の大河ドラマでどのように描かれるかはわかりませんが、

この真田信之(幸村の兄)は、家族の中ではその父と弟の間に入り、

さらに真田家の長男として、あちらこちらの大名を始めとするいろいろな人間と

さまざまなコミュニケーションをしなくてはならない立場にあった〜という方。

中島歯科クリニック副院長は、実は、真田家の中で、この信之がお気に入りです。

歴史上に名前を残し人気のある弟の真田幸村よりも、

いつの頃からか、その幸村の兄である信之のことが気になるようになりました。

父と弟の間に入り、さぞ苦労したことだろう〜とか

小松姫という大変さっぱりとしたきっぱりとしたお嫁さん(本多忠勝の娘)との間柄は

どんなだったのだろう〜とか、

上田藩から松代藩に行かされ、さらに93歳という当時としては珍しく長生きをした方で

戦国時代を知り尽くし、徳川家3代に仕えた〜という一生は一体どんなものだったのだろう〜などなど

弟と違って、歴史上に大きく名を残した武将ではないけれども

きっと見えないところで数えきれないような苦労やさりげない心使いや気配りなどをした

たくさんの魅力にあふれた、とても人間臭い方だったのでは・・・と思うからです。

来年1月から始まる大河ドラマでは、俳優の大泉洋さんが演じられるそうで、

その飄々とした演技を個人的には大変楽しみにしているところです。

 

話が少々、長くなってしまいましたが、つい先日、今年の松代藩の真田十万石まつりが行われ、

残念ながら、観に行くことはできなかったのですが、

その信之役の大泉洋さんと小松姫役の吉田羊さんがゲストとして招かれたそうです。

真田丸の四方山話しは今後も、折があれば書かせていただきたく思っています。

どうぞ、よろしければ、おつきあいくださいませm(_ _)m

 

真田丸〜☆

シルバーウィークも過ぎて、

そろそろ2015年9月も終わりとなる今日この頃・・・。

秋もかなり深まってまいりました。

皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

さて、来年の真田信繁(幸村)が主役のNHK大河ドラマ『真田丸』の撮影が

ここ信州上田を含めた長野県内で9月初めから始まりました。

新聞や市の広報といった紙面にロケの様子の記事などが載るようになってきています。

来年に向けて、じわじわと観光その他も盛り上がり始めているようです。

以前のブログにも書きましたが、歴史好きの中島歯科クリニック院長&副院長〜。

『真田検定』という真田家についての歴史検定があるのですが、

この検定を2人仲良く受けまして、一昨年は3級、

昨年夏には、見事、2級に合格いたしました。

真田家のことが出題される検定ですので、

真田家の人物のことは勿論ですが、同時代の他の歴史や人物についてなども出題されます。

歴史好きの方はご存知でしょうが、

真田家の人間たちはその当時の非常にたくさんの武将や地域と関係してまいります。

戦国時代の武将たちは、自分の家や自分自身が生き残るために

あの手この手の交渉や、それぞれのコミュニケーション能力をかなり発揮するわけですが、

数ある武将の中でも真田家の人間達は、

特にそのコミュニケーション能力が非常に独特なものであったと思います。

真田家のことについて書いてある当時の資料もいくつか残っていますが、

その当時でも、かなり独創的な発想をする人物が多い一族だったような話が書かれています。

そんな真田家の人々が、遠い昔に、

多分、今と同じで変わらぬ信州上田の山々を眺めながら、

何を想い、何を感じ、何を考えて生きていたのだろう〜と、

現代の2015年に生きている自分が、

上田の街の中、上田城公園の中、四方の山々や雄大に流れる千曲川〜といった風景を眺め

優しく吹いていく秋風を感じながら、遠い昔に想いを馳せることができるということを

とても面白く楽しく愛おしく感じる今日この頃です。

ドラマの撮影も始まりましたし、このブログにもここ信州上田の現在の様子なども含めまして

つらつらと真田幸村や真田家のことなどを書き綴っていきたいと思っております。

どうぞ、月に2回程度のブログですが、来年の12月まで、

『あら?また、歴史の話? また真田家の話? 他の話題を書いてほしいな〜』などと

思われる方もいらっしゃるでしょうけれども、

どうぞ宜しくお付き合いのほど、お願い申し上げます。