中島歯科クリニック

中島歯科クリニックは、地域医療に貢献して都会との地域医療格差を無くすために、新しい歯科治療を提供する歯科医院です。

TEL.0268-38-3125

〒386-1323 長野県上田市本郷604-2

2014年

とうもろこし

7月です。

月日は百代の過客にして・・・。

気がつくと、今年2014年(平成26年)も半分が過ぎてしまいましたね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

このブログは毎月1日と20日頃の、月2回の更新をするようにしています。

前回『真田丸』の話を書いた後、スタッフに「歯に関する話は書かれないのですか?」・・・・?!

 

・・ということで、今回は歯に関する話をほんの少し・・・。

 

それは、今から・・・1/4世紀ぐらい前のことです・・・。(果たして何年前でしょう?(笑))

歯科大学を卒業して、その大学病院に勤務していたある日の診療のときのこと・・・。

ある暑い夏の日のことでした。

新患の70代前半ぐらいの女性の患者さんを診療することになりました。

「下の前歯がぐらぐらしていて、近くの歯医者さんで抜かなければならない〜と言われました」

と、その患者さんは、とても悲しそうに話されました。

診ると、確かに下の前歯のほとんどが、ぐらぐらとかなりの動揺・・・。

「そうですね・・・。これは・・・。う〜ん・・・骨の状態をレントゲンで確認してみますが・・・」

内心「これは、抜歯になる確率が高いだろうな〜』と思いながら、

その患者さんに、話をし始めたところ・・・。

突然〜〜〜。

「先生!絶対に抜かないでください! お願いします。私の生きがいを奪わないでください!!」

 

『は?歯を抜かないでほしいということはわかるけれど・・・「生きがい」って?? なんだろう???』

「すみません。今、『生きがい』と言われましたが、それは一体、何でしょうか?」

 

その患者さんは、静かな、しかし、とても強い意志をもった声で次のように言われました。

「先生。私は、とうもろこしが大好きなのです。一番、好きな食べ物なのです。

毎年、夏になると美味しいとうもろこしを両手で抱えて、

下の前歯でがりがり〜と食べる時が人生の至福の時なのです。

その生きがいを、幸せを、奪わないでください!

下の前歯がなくなるなんて、私には考えられないことなのです・・・!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

歯科医師免許を取得して、まだ4ヶ月ぐらいの時のことです。

その後、どのようなことをその方に話したのか、どのような治療を行ったのか、

その記憶は、すでに忘却の彼方なのですが、

でも、しかし・・・

治療に訪れる患者さんが、ご自身の身体や歯に対して

いかにさまざまな想いをもって来院していらっしゃるのか・・・。

歯を治療することや治療の技術を覚えること〜などということばかりに関心が向いていたその若かりし頃、

『医療従事者は人を診ているのである』ということを、

教科書ではなく、診療室という現場で患者さんから教わったなあ〜と

毎年、夏がきて、とうもろこしを目にするたび、しみじみと思いだします。

 

今年も、そろそろ夏の気配。

とうもろこしの食べ方は、人によってさまざまでしょうが、

自分の好きな食べ物を何の憂いもなく食べられるという幸せのため、

みなさま、どうぞ、お口の健康・歯の健康には留意されてくださいね。

 

 

 

 

『真田丸』とは?

6月もあっという間に下旬です。

ここ信州上田は、本格的な梅雨の感じではなく晴天の日が多い今日この頃〜。

もともと晴天率が高く、日本でも乾燥地域として3本の指に入る上田・・・。

日射しが暑く感じる日もありますが、心地よい風が田園の中を吹いています。

さて、今日はいよいよ「『真田丸』って何?・・」というお話をさせていただきます。

歴史好きな方もそうでない方も、大変お待たせいたしました。

 

『真田丸』というのは、「真田幸村が大阪の陣で築いた砦の名前」です。

日本の歴史の中で、豊臣方と徳川方での戦いがいくつかありましたが、

その中でも大阪で、大阪城の目の前で、両軍が繰り広げた戦いがありました。

『大阪冬の陣』と『大阪夏の陣』と呼ばれているものが、それです。

この『大阪冬の陣』の方・・・1614年(慶長19年)の冬の戦いのときのことです。

今年が2014年ですから、今からちょうど400年前ですね。

真田幸村は豊臣方に味方して、大阪城の外に小さい出城(砦)を作ります。

そして、そこで徳川方の武将を挑発し戦いを繰り広げ、徳川方にかなりのダメージを与えました。

みなさま、どうぞ想像の翼を広げてみてください〜。

再来年のNHK大河ドラマの11月頃の放映になるでしょうか?

主演の真田幸村役に決まった、あの堺雅人さんが徳川方に向かって叫ぶシーンがあることでしょう〜。

「徳川軍、恐るるに足らず!!!皆のもの、倍返しだあ〜!!!」

あ。すみません・・・・(^_^;)

ちょっと想像の翼を広げすぎましたね・・・・(笑)

そんな台詞はきっとないでしょうけれども・・・。(いや、脚本が三谷幸喜さんだから、もしかすると〜)

しかし、真田丸の上で当時の真田幸村は、多分、そのような気持ちでいたであろう〜と思います。

迫り来る徳川軍に対して・・・『倍返しだあ〜!!!』(・・・すみません <(_ _)>)

 

再来年の大河ドラマの真田丸の戦いのシーンももちろん楽しみですが、

この上田という地で、その当時、繰り広げられていたであろう人々の毎日の生活・・・。

今と変わらない人と人のつながり、会話、そして人々の思いなどなど・・・。

400年前と、きっと全然変わっていない信州の山々や千曲川、田園風景などなどを眺めながら

ふと、そんなことを想像できてしまう信州の素晴らしい風景・・・。

毎日の忙しい生活の中で、ふと、周りの風景や空を眺めるとき、

古の人たちもきっと同じようにパタパタと毎日暮らしていたのだろうなあ〜。

そんなことを想像して肩の力を抜いて、深呼吸して・・・・ふっと笑顔になって・・・

さあ、今日も一日がんばりましょう〜!!

青天の霹靂〜☆

6月です。ここ信州上田も先週末からかなり暑い毎日です。

日本列島、各地で真夏日が続出というニュース・・・。

急な暑さは身体にこたえます。みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

さて、前回のブログで予告した通り『真田丸』について・・・と思っていたのですが

すみません。ごめんなさい<(_ _)>

『真田丸』の話は、次回からゆっくりと書かせていただくことに・・・。

 

突然ですが、本日は『青天の霹靂』のお話を・・・。

『え?何?何の話?真田丸の話だと思っていたのに、まさに青天の霹靂だ!』・・と

思われた方も、多分いらっしゃると思いますが、映画(邦画)の話です。

実は、この『青天の霹靂』という映画。ここ信州上田がロケ地として使われました。

ですから、上田の至る所に現在、ポスターが貼られておりまして・・・

『上田のどの場所が、どんなシーンで使われている、どんな映画なのだろう?』という興味もあり

つい先日、映画館へ足を運びました。

あっという間に映画の中へ入り込んだ90分・・。 涙、笑い、涙、笑い、涙、涙・・・。

そして心がほっこりと暖かくなる、とても素晴らしい映画でした。

もちろん、上田のロケされたあちこちの場所もわかり、その場所への思い出に浸ることもできて。

『ああ、いい映画だった〜』と、しみじみと心から思うことができ、

監督や出演者の方々の映画への想いが素直に伝わってくる本当に素晴らしい映画でした。

内容については、まだこれから見る方もいらっしゃるでしょうから書きませんが、

ラストシーンのことだけ、ちょっとだけ書かせて下さいね。

『あれ?この終わり方って〜』と、余韻が残る、しかも、とても懐かしい感じのするラスト・・。

そう、そのラストは、以前に、じわじわ〜っと感動した大島渚監督のあの映画のラスト。

あの映画のラストを彷彿とさせる、とても懐かしく素敵なものだったのです。

後日、この映画の劇団ひとり監督が、たけしさん(北野武さん)をとても尊敬しているのだと知り

『なるほどね・・・』と合点がいきました。

 

『青天の霹靂』という言葉は、人生を変えてしまうような突然の出来事が起きる〜

という意味で使われますが、そのような突然の出来事が、もし人生で起きたとき・・・・・

その人にとって、その後の人生が素晴らしいものとなるような出来事であってほしい〜と

心から願いながら、映画館を後にしました。

『真田丸』

GWを過ぎましたら、あれよあれよ・・・と5月もあとわずか。

GWでリフレッシュされた方もいらっしゃるでしょうが、

お休みが取れず、疲れのたまっている方もいらっしゃるでしょうか?

幼稚園や保育園、各学校の新入生は4月からの緊張した毎日に、GWでほっと一息ついたことでしょう。

さて、今日のお題は・・・『真田丸』。

一体、何のことだろう?と、首をかしげる人も多いかもしれません・・・。

歴史好きな方は、すぐにわかったでしょうか?

でも、それほど歴史が得意ではないという方も『真田幸村』という名前には聞き覚えがあると思います。

ここ信州上田は、真田三代が上田城を築き、日本の歴史に名前の残る土地です。

GWを過ぎてすぐに、再来年のNHKの大河ドラマに、その真田家三代の話、

特にファンが多い武将の「真田幸村」を主役とした大河ドラマが決定したということが発表されました。

信州上田では、真田家を描いた大河ドラマを熱望している人がとても多く、

今まで署名運動などもされていましたので、GW明けのこのニュースには喜びの声があがりました!

さてさて、では大河ドラマの題名として発表された『真田丸』とは、果たして何の名前でしょうか?

 

中島歯科クリニックの院長と副院長は、実は結構、歴史好きです・・・。

昨年の夏には『真田検定』という真田三代に関する歴史検定試験が行われたのですが

受験をして2人とも無事に3級合格を果たした・・・などという隠れた実績もあります。

(特に院長は、98点という見事な成績をおさめました〜☆)

ではでは、次回は『真田丸』の続きの話などを、もう少しだけ書いていきたい〜と思っております。

楽しみにお待ち下されば幸いです・・。

 

徐々に気温も上がり始め、夏に向かう今日この頃・・・、

皆様、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。

では、次回のブログにて、またお会いしましょう。ごきげんよう〜。

五月晴れ!

5月です。GWの真ん中・・・。

五月晴れの、ここ信州上田です。

GWの真ん中ごろ、毎年、近くの小学校の遠足があります。

昨日も例年通り、遠足の子供達のはしゃぐ声が聞こえてきました。

横断歩道を列になって渡っていく小学生の子供達。

子供達が全員、横断歩道を渡りきったその時・・・・・

一番後ろの渡りきったばかりの子供がくるりと向きを変えて

停まっていた車に向かって、とても丁寧なお辞儀をしました。

かわいい頭をぺこりと下げながら横断歩道を渡っていく子供達もたくさんいて、

それだけでもほほえましい気持ちになれたのに・・・

さらに、とってもとっても清々しい気分になりました〜。

ありがとう〜☆ 真っ青な素晴らしい五月晴れの空の下、

素敵な楽しい遠足になったかな〜?!

 

 

桜の季節・・・

信州上田は、先週、桜が満開となりました。上田城跡公園は連日、桜見物の人・人・人・・・。

公園のみならず、あちらこちらに咲き誇る桜色の風景。

車を運転していても、あちこちに咲き誇る素敵な桜色が目に飛び込んできます。

1年の中でとても素敵な季節・・・。

桜を見るとき、とても心がなごみ、ちょっと甘酸っぱい気分になることに気づきました。

なぜでしょう・・・?

桜を見るとき、新鮮な気持ちになれる・・・から?

人生の中の通り過ぎてきた美しいさまざまな思い出や情景を思いだす・・・から?

子供も大人も、きっと誰もが何ともいえないふわっとした気分になれる一瞬・・・・だから?

 

満開の桜も素敵ですが、桜の花びらが舞い始める情景もとても素敵です・・・。

ちょっと細長いハート型の桜の花びらが、ふんわりと目の前に飛んでくるおだやかな時、

なんと世界は美しいものだろう〜と、心からしみじみ思えるような気がします。

 

桜を愛でる人たちの顔は、誰もが素敵な笑顔です。

さあ、今日も1日、笑顔で過ごすことができますように・・・。

新鮮な気持ちをずっと持ち続けることができますように・・・。

 

 

新年度〜☆

4月1日です。

ここ信州では、桜の便りはまだ聞こえてきませんが、東京の桜は、すでに八分咲き?!

あの2月の大雪が、今となってはまるで嘘のようですね〜。

遠い山々の頂きにはまだ残雪がありますが、小鳥のさえずり、暖かな日差し、ふんわりと吹いてくる風に心地よい春の訪れを感じます。

さあ、新学期、新年度の始まりです!

新たな気持ちや抱負を胸に、前に進んでいきましょう〜。

つらかったり、苦しかったり・・・ということもあるけれど、それ以上に、きっと・・・・楽しいこと、嬉しいこと、面白いこともたくさんたくさんあるはず〜☆

桜の便りが聞こえ始めると、ここ信州は山々も田畑も・・・・あちらこちらで緑の絨毯が、ぱあ〜っと広がり、さまざまな花々が一斉に咲き出します。

素晴らしい春の青空と相まって、それは見事でステキな色とりどりの情景の季節・・・。

どうぞ皆様にとりまして、素晴らしい毎日となりますように〜☆☆☆。