中島歯科クリニック

中島歯科クリニックは、地域医療に貢献して都会との地域医療格差を無くすために、新しい歯科治療を提供する歯科医院です。

TEL.0268-38-3125

〒386-1323 長野県上田市本郷604-2

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信じて繋がっていくということ・・・

朝から、しとしとと雨模様の信州上田です。

今週日曜まで、かなりの暑さが続いていた上田でしたが、

久しぶりの雨で、我々も野菜や草花もほっと一息といったところです。

さて、気がつけば、すでに7月もあとわずか。

月日は本当に駆け足で過ぎていきますね。

学校も夏休みに入ったところがほとんどのようです。

週末はあちらこちらでお祭りなどの行事が行われ・・・。

信州の空と大地、山や川に心から感謝する今日この頃〜。

 

NHK大河ドラマ『真田丸』も後半に向かって進み始めました。

豊臣家が坂を転がるように衰退していく様が描かれていますが

なんともいえない気分にさせられています。

ものすごい努力をしてあらゆるものを手に入れた天下人の豊臣秀吉〜。

でも、人は誰しもいつしか衰えるし老いていく。

その時に大事なもの、残るものは一体なんなのだろう〜。

ドラマを見ながら、ふと、そんなことが頭の片隅に浮かんでは消えていきます。

 

上田市美術館では、現在、8月21日まで『真田丸』特別展ということで

当時のたくさんの貴重な資料が展示されています。

院長&副院長、もちろん、じっくりと見てまいりました。

真田家ゆかりの品々はもちろん、上杉家の鎧やら、

織田信長の長篠の戦いを描いた屏風、刀や着物などの展示もされています。

東京、上田、大阪と3カ所だけの展示会だそうですが、

ここ上田会場でのみ展示される資料もあるそうで、

歴史好きにはたまらない展示物の数々です。

真田信繁直筆の手紙も何点か展示されており・・・、

そう〜、この真田信繁の手紙が残っているということはものすごいことです。

真田信繁は豊臣方に味方して敗れ去った武将なわけですから、

勝った徳川方にそれらが見つかれば、

もしかすると当時は大変な処罰を受けたりすることも・・・と推測され、

しかしながら、それらが大事に大事に保管されてきたということは

真田家という家は敵味方に分かれていくけれども、

実はしっかりと心は繋がっていた家族であり、

真田家の人々はどんな思いで当時を生きていたのだろうかと

信繁の手紙を見ながら400年前にしばし想いを馳せてしまいました。

 

あ!!

今、『心が繋がっていた家族』という言葉を打った時、ぞくぞくっとしました。

今回の大河ドラマ『真田丸』〜。

なぜ「真田幸村」ではなく「真田信繁」なのか・・・。

一瞬、キラリと何かが見えたような気がしたのですが、

それは錯覚でしょうか。

 

 

 

 

味良しの瓜〜♪

7月となり・・・

連日、厳しい暑さの続く、ここ信州上田です。

日本各地、いかがお過ごしでしょうか?

 

あっという間に今年も半分を過ぎましたが、

大河ドラマ『真田丸』も折り返してしまいました。

それにしても、先々週の『瓜売り』の回・・・。

我らが真田昌幸様を演じる草刈正雄さんの朗々とした素敵な歌声〜♪

「味良しの瓜〜、召され候え〜〜」

いまだに耳から離れず・・・( ´ ▽ ` )ノ

きゅうりのぬか漬けを食卓に出しながら歌っていたりする副院長です(笑)

しかし、真田丸で瓜売りを演じていた秀吉や昌幸が手にしていたのは

胡瓜(きゅうり)ではありませんでした。

『あれは?・・・』

そう、あれは『マクワウリ』だそうです。

ウリ科を調べてみると実にさまざまな種類があり、少々、驚きます。

しかも・・・

『胡瓜(きゅうり)』『西瓜(スイカ)』『南瓜(かぼちゃ)』『冬瓜(とうがん)』

あらためて面白いなあ〜と思います。

ちなみに徳川家康が扮していたのは『あじか売り』でした。

『あじか』とは『簣』と書くそうで、ざるやかごのことだそうです。

 

そして、真田丸に描かれていた『やつし比べ』。

この現代の仮装大会のようなイベントは

実際にその当時に行われたことで、史実として記録に残っているそうです。

400年以上前の秀吉や家康といった大名達が

まるで、あのハロウィーンのように仮装という娯楽を楽しんだということに

ちょっとびっくり!!

でも、昔も今も、人は変わらないものなのかもしれないですね。

いまだに耳に残る昌幸様の瓜売りの声と

美味しいきゅうりを食べながら、ふと思う今日この頃です。

 

 

 

ツバメ

今年も家の玄関先にツバメが巣をかけ

チイチイというかわいい声がしていたと思ったら

あっという間に丸々と、親よりも大きく太った子ツバメ達が・・・

なんと、今年は5羽〜!!

巣の中にぎゅうぎゅうに詰まって、まだ巣立とうとしていません。

毎日、『そろそろかなあ〜』

『そろそろ巣立ったらどう?』

『もうそんなに大きいのに、まだ親に餌を運んでもらってるの?』(笑)

今年のツバメの親はもしかして過保護なのでしょうか?

院長は涼しい顔で「飛んで行く先の天候が良くないのがわかっているんだろうな」

 

信州上田はおかげさまで、まだあまりひどい雨風にならない今年の梅雨なのですが

日本列島、あちこちで梅雨の被害が大きい様子・・・。

大きく育ったツバメの子供達も、気をつけて巣立ってほしいものです。

 

さて、ツバメでふと思い出したのが大河ドラマ『真田丸』にて

北条征伐の際に豊臣秀吉が羽織っていた陣羽織。

両脇に水色の羽のようなものがひらひらとついていて

ちょっと驚くようなデザインでしたが、

大阪城の資料館に現存しているものを参考にしたデザインだそうで

二度びっくり!!

そして、その陣羽織の模様に「蜻蛉(とんぼ)」と「燕(ツバメ)」が描かれています。

あの陣羽織の名前は『蜻蛉燕(とんぼツバメ)文様陣羽織』というのだそうです。

とんぼもツバメも進行方向を変更せずにまっすぐに飛んで行く習性があることから

「敵に後ろを見せず正面から戦うという姿勢を示す象徴」ということ。

とんぼは昔から「勝ち虫」などとも言われ、

今でも武道系の道具の持ち物などによく見受けられます。

 

あ。いつのまにか、また、真田丸になってしまいました・・・。

今年1年は「真田丸イヤー」で、歴史に夢中になる1年と決めておりますので

どうぞご容赦のほど宜しくお願い申し上げまする〜m(_ _)m

2016年6月となりまして・・・

関東甲信地区も数日前に梅雨入りし、

ここ信州上田も湿度の高い今日この頃です。

例年よりもちょっと早く感じた燕の来訪〜。

かわいい雛鳥が生まれたようで、

連日チイチイとかわいい声が聞こえ始めました。

あっという間に大きくなって、

無事に巣立っていくことを今年も願ってやみません。

 

あれよあれよと月日は過ぎていき、

1月から始まった『真田丸』もそろそろ半分にさしかかろうとしています。

6月5日の放送では沼田をめぐっての真田家と北条家の凌ぎ合いが描かれ

来週の放送では、いよいよ北条征伐・・・。

関東の覇者である北条家が滅亡していく様が、どのように描かれるのか

とても興味深いところです。

6月5日の放送で、少々、唸りながら見てしまったのは

各家における親と子の関係〜。

真田家、北条家、豊臣家のそれぞれの親と次世代の子供の関係、

そして周りの家来衆などの人間との関係などが

とても巧みに比較するように描かれており、

大変、興味深く見ることができました。

「それほど強く見えない者が長生きするのです」という台詞が

矢沢三十郎によって93歳まで生きた真田信之に向かって言われた時には、

くすっと苦笑いして見てしまいました。

 

玉葱やキュウリが収穫され始め、

信州はいよいよ夏本番に向かってまっしぐらです。

見えないけれど素晴らしいもの!

『おおお〜、日本人、凄いぞお〜。

こんな素晴らしい実話があったとは・・・』

・・・と5月中旬、

感動しまくった中島歯科クリニック院長&副院長。

現在、公開中の『殿、利息でござる!』という映画を

見終わった瞬間のことです。

登場人物がとても生き生きと描かれ、

芸達者な俳優さんや女優さんの素晴らしい演技、

そして、映画終盤にはロケ地の松代城や真田邸が出てきます。

最初から最後まで笑って、涙して、笑って、涙して・・・。

見終わったあと、とてもほっこりとした良い気分にさせられ

日本人特有の素晴らしい感性や想いのようなものを思い起こさせられ

この素晴らしい感性は自分も含めてこれからのすべての日本人にも

ずっと受け継がれていって失ってほしくないなあ〜と

しみじみ思いました。

 

機会がありましたら、どうぞ観ていただきたいオススメの映画です。